2019年5月25日

カンガルー

ある日、実家の駐車場でカンガルーとすれ違い、
振り向きざまに睨まれる......

という夢を見ました。

その日の昼間、オーストラリアのお土産と思われる
変な柄のお皿を発見し、これは処分かな〜と
言っていたのが、夢の世界でカンガルーの耳に入ったのかもしれません。

今となっては、やや遠いことのように感じる10連休。
その"超ゴールデンウィーク"を前に周りに予定を聞いてみたところ、
8割が「片付け」を挙げていました。
私もご多分にもれず、GW中から始めて
コツコツと進めてきた5月の大掃除。

これまで、いろいろと懐かしいものが発掘されました。

小2の時にハマっていた日記帳。
心配性の母はこっそり読むに違いないと思っていたので、
完全に親に読まれることを意識した生意気な文章です。

そして手紙の数々。
なぜか、ティッシュペーパーに書かれた
"部活の大会がんばれ"メッセージは、
生徒会長のよっちゃんの筆によるものでした。

さらには、中学の美術で使っていたスケッチブックに
残されたアートの数々には、我ながら度肝を抜かれました。
関節の動きが不可解な、4頭身の人間のスケッチ。
シワが深く刻まれて、とても14、5歳の顔とは思えない自画像。
夏休みの最終日、やっつけで描かれたポスターも
ご丁寧にスケッチブックに挟まったまま見つかりました。

発掘されるたびに、いちいち手が震えます。

いちばんかわいいものは
名犬ジョリーのガーゼハンカチでした。
♩走れ〜ジョリ〜 トゥルルルル〜

2019年5月19日

THUNDER BIRD

大橋トリオ ライブ!! (1).jpg

2019年5月18日

しあわせに

令和初日にやってきた、かわいいお客さんから
いただきました。堂々として、とってもいい字!
(冷蔵庫に貼られたカレンダーの上に貼ってあります)

新元号のスタートは、
年度初め以上に、背筋が伸びるような気持ちと、
これからどんなふうに暮らしていきたいか、を
考えていました。

令和!! (1).jpg

思えば、平成がスタートした日は、
塩釜の母の実家で、祖父母とこたつに入りながら、
いつもと様子の違うテレビを
見ていた、遠い記憶があります。

平成も残り1ヶ月となり、
「令和」が発表になる前の日、
母方の祖母が、祖父の待つ空へと旅立ちました。

今年94歳であり、長生きしてくれたね、と言われる
お歳ではありますが、もらった時間が多いだけ寂しいです。
でも、遠方にいる孫たちも会いに行けるように、
意識が混濁することもある中で、
半年もの間がんばってくれたおばあちゃんには
感謝しかありません。
流れるような綺麗な字をかくおばあちゃんであり、私にも
よく手紙をくれました。退院できたら、
きっと「令和元年●月●日」と書いて
手紙をくれたのかなぁと思いながら、最後の手紙を
旅立つおばあちゃんに書きました。
みんな仲良く、しあわせに暮らします、という誓いです。

この春、谷川俊太郎さんの詩集「幸せについて」という
一冊を手にとりました。

「幸せについて」はっきりと定義できる言葉はない、
としながら、谷川俊太郎さんの紡ぐ言葉が心を捉えます。

大げさなものでなく、
フラットな気持ちで読むことができます。
そして...音楽で例えるならば、
とにかく自由で、何でも楽器にしちゃうような
楽団なのに、すべてが調和していて、
音量も小さすぎず、大きすぎない。
読後はそんな心地よい、愉快な気持ちにもなりました。

「コトバには意味がつきまとうから、不幸せになりやすい、
音楽には意味がないから、幸せになりやすい。」という一編も。

そして祖母のことが浮かんだフレーズもありました。
「幸せは一つ一つ手作りの一品(いっぴん)もの」

器用だった祖母は、たくさんの手作りの品を
プレゼントしてくれました。
どれも、布の端切れや、包み紙などから作ったとは思えない、
すてきな、手作りの品でした。
手作りの品を通して、お土産にもたせてくれる
体に良い食べ物を通して、きれいな字のお手紙を
通して、丁寧に暮らすということを教えてくれたおばあちゃん。

しあわせになる方法を、はじめて会ったときからずっと
教えてくれたのだなと改めて思いました。

始まったばかりの新しい時代。
あるがままに、そして、まわりのひとたちと共に、
しあわせに暮らしていきたいと思います。


【藤棚】
お寺の境内に藤がきれい。
青空とふじだな2019 (1).jpg

2019年4月14日

青空に桜色映える週末です。

青空を背景にした桜に勝るのもはないと
ずっと思ってきたけれど。
去年、山形は馬見ヶ崎さくらラインの
ライトアップを見て、
夜桜見物もいいものだと思うように。

そして、今年、春雨の中に咲く静かな桜の
美しさに出会いました。

sakura2019 (1).jpg

2019年3月29日

伝えること

東北にも、もうすぐ桜の便りが届きますね。

今週、Date fm J-SIDE STATIONの最終回、
エフエム山形 ラジオロイドの最終回と、
長〜い歴史の中で、わたしも一コマとして
出演させていただいた番組が相次いで幕を下ろしました。

11年半続いたJ-SIDE STATION。
震災の時に担当していた番組であり、生涯忘れられないことばかり。
一方で、普段の日々では、楽しいひとたちばかりで
本当によく笑っていたと思います。

9年続いたラジオロイド。
最終回、コメントを収録させていただき、
半年ぶりのマイクで喉カラッカラになりながら
リスナーさんに、関わってくださった方々に気持ちを伝えられて、
感謝しています。

パーソナリティーはリスナーさんとの
コミュニケーションにおいては一番側にいるので
節目節目に声をかけていただいたりします。
なんて、ありがたい、仕事でしょう。
でも本当に支えているのは、スタッフのみなさん。
大変なことを、パーソナリティーの目前で
くい止めている姿も見てきました。

そんな方々に、節目などには、手紙を書くようにしています。
今回は100%会いたいひとに会いにいくことは
叶わなかったけれど、それでもメールなどで伝えることができました。

その多くから言われたり、メールが送られてきたのが

"そんなこと、はじめて言われたよ"とか
"誰も言ってくれないよ"ということ。

謙遜も入っているのかもしれないけれど。
多くは本当に、びっくりしているようだから、
こちらがびっくりです。

だって、何か特別なことに気づいて伝えたのかというと
そんなことはなくて、仲間内でよく言っていること、
本人以外のみんなが思っていることを伝えたまで、でしたから。

ひとの思いは、やっぱり言葉にしないと
伝わりにくいのかもしれない。
手紙を書くことが好きで、夜に書くと
翌朝には破り捨てたくなることもありますが!!
中学生の時にやっていた、恥ずかしい交換日記みたいな言葉でも、
伝わるなら、それもいいかなと思ったりしています。

半年、生放送を休業してしまいました。
メールのみならず、局に電話で問い合わせてくださった
方もいたと聞いて、ありがたさでいっぱいになりました。
J -SIDEは離れてからかなり経つのに、
私宛にメッセージを寄せてくださった方がいたと
石垣さんが教えてくださいました。

こんなに励まされる自分がいます。
またしてもリスナーさんに教えられました。
震災の時も心から思ったけれど。
当たり前なんてひとつもなくて。
だからこそ、気持ちをちゃんと、伝えること、大切にしていこうと思います。

そして、伝えるのが、わたしのしごと。
ひととして素直に伝えることと同じくらい、
パーソナリティーとして、どうお伝えするかを
大事にしていきたいです。

春、ゆっくり、スタートしていこうと思います。
これからも、よろしくお願いします。

【桜待ち】
えはがき。はくちょう (1).jpg
桜が咲いたら、この絵葉書に書きます〜!

2019年3月 1日

春、3月

さらさらとした気持ちのいい雨で2月が過ぎて、
春、3月を迎えました。

今年は暖冬で助かったね、
スタッドレスいらなかったくらいだね、
そんな会話が聞こえてきます。

この冬ずっとそばにあった一冊は
幼なじみがおすすめしてくれたもの。
高木正勝さんの「こといづ」というエッセイです。

こといづ。 (1)-1.jpg

かつてZepp仙台があった頃、
高木さんによる映像とピアノのライブを見たことがあります。
音楽家であり、映像作家である高木さんは
「おおかみこどもの雨と雪」や
「未来のミライ」などの映画音楽も手掛けられました。

エッセイでは、
街でくらしていた高木さんが山間の村で暮らし始め、
その目に映る、耳に届く景色の豊かさを
高木さんの感性と、自在な表現が伝えてくれます。

たとえば、擬態語のバリエーションもそう。

春の「わいわいした」畑。
「ぽんぽんぽんと」打ち上げ花火のようにふくらむ、こぶしの花。
生い茂った草を「ぎゃいぎゃいと」手鎌で刈る。
口数が少ないけれど情の深い隣人の「ひょこひょこした」後ろ姿。

目に映る景色が、自動的に音符に変換されるんじゃないかなぁ...
特に両手で弾いても追いつかないほどの春の息吹の表現には
はっとさせられます。

肩の力を抜いているんだけど、そこにあるものを
ちゃんと感じ取りながら暮らすって豊かですね。

わたしも、春に向かって、むくむくっと目を覚ます命や、
ぎゅっと力をためている花々のつぼみをよ〜く感じながら、
春を迎えられたらいいなと思います。

【ミモザ】
春をつれてくる、ハッピーイエロー。
2019年のミモザ。 (1).jpg

2019年2月 4日

光の春

20190204立春。.jpg

山形の啓翁桜を飾り付けている場面に
出逢いました。

今日は立春。
だんだん日が長くなり、
日差しも強くなってきて、光の春を感じます。

気温はまだ春の手前だけれど、
もうすぐ春がやってくるね、という気持ちを
共有できるいまの時期も大好き。

いい予感を、春までつなげて。

2019年1月 3日

賀春

クリスマスから昨年末も、
真心という贈り物をたくさんいただいて、
ほかほかしたまま、新しい年を迎えました。

2019 お正月 (1).jpg

今年も朗らかな一年になりますように。
2019年もどうぞよろしくお願いします。


【ほかほか】
おばあちゃんのブーツ (1).jpg

ギャルのお客さんかと思いきや、
94歳のおばあちゃんのブーツ!
こんな好みだったかしら...新たな一面を知る新年。

2018年12月 9日

初雪

昨日、初雪が観測されて、
今朝は、雪化粧の朝を迎えました。

うっすらとではありましたが、
雪が積もると、音が吸収されて
しんとした、凛とした日曜日の朝です。

初雪が覆った朝のうつくしさに、うっとりしながら、
"あ〜いやだ、寒くなるのが、嫌すぎる"と
冬の悪口を言いすぎてしまった、と反省。

見慣れた景色を、新鮮に真っ白く染める雪。
その雪の下で甘くなる冬野菜は、鍋をおいしくします。
"鍋しよう"の声で楽しい仲間が集まる冬のテーブル。
冬が寒いからページェントのオレンジ色の灯りにほっとするのだし、
冬は長いけど、長いから、春が来るのがとっても嬉しい。

冬の恵みを、いっぱい受けているはずなのに。
ことしは、意識して、冬を楽しみたいです。

12月9日雪の朝 (1).jpg

先日、今年の秋には映画も公開された
森下典子さんの著書、「日日是好日」を読みました。

20歳の時にお茶を習い始めた著者が、四半世紀にわたって
茶道と向き合い、過ごす中で、気づき、成長していきます。
細かいルールだらけで、何のためにやっているかわからない作法だらけとの世界と
思っていた茶道が、実はひとつひとつ理にかなっていて、斬新であり、
春夏秋冬の自然や生き方を教えてくれる世界へと変わっていく様が
丁寧に描かれています。
読んでいる者は、日常にあふれている、でも見逃してしまいそうな奇跡に
目をむけていくことになるような一冊でした。

本の中で、雪の日や冬についての記述もあり、
五感で味わう表現が心にのこっています。

"雨の日は、雨を聴く。
雪の日は、雪を見る。
夏には暑さを、冬には、身の切れるような寒さを味わう"

どんな日も、その日を思う存分味わうことこそが
茶道の生き方なのだそう。
そうやって生きれば、
まわりが「苦境」と呼ぶような事態に遭遇したとしても
その状況を楽しんでいきていけるかもしれない、というものでした。

"世の中は、前向きで明るいことばかりに価値をおく。
けれど、そもそも反対のことがなければ、「明るさ」も存在しない。
どちらも存在して初めて、奥行きが生まれるのだ。"とも。

なるほど、この考え方に沿うと、晴れの日を「いい天気」といい
雨の日を「悪い天気」というのは違うんですね。

どんな日も、思う存分味わう。
そう思えば、寛容さも生まれてくるというもの。
そして、味わおうと、くるっと見渡してみれば、
さりげなく、必要な気づきがそこにあるのだと思います。

【ふゆの恵み】
"あるがままにね"っていう言葉を
さらりと言えるのがすてきなところ。
カリンジャム。手作り。 (1).jpg
手作りのカリンジャムがとびきりおいしい!

2018年11月 9日

11月

今年は寒さに向かうのが、少し、ゆっくりな秋ですね。

先週、エフエム山形「岩崎敬のラジオロイド」の中で
病気療養のため、しばらくお休みをいただくことを、
岩崎さんよりリスナーのみなさまへ報告していただきました。

ご心配とたくさんのご調整をお願いすることになりましたが、
ロイドチームはもちろん、エフエム山形のスタッフの皆さんが
めちゃくちゃ元気を届けてくれています。
また、急な休業でご迷惑をおかけしました
スポンサー様のご理解とご協力に心から感謝申し上げます。
11月からNORIさんの上品で素敵なお声とエピソードのギャップを私も
リスナーさんと一緒に楽しみながら、そして大好きな選曲は、
ちょっぴりやっていきたいと思います!

そして、10月からはじまった東北放送の新番組「en∞Voyage」の
街レポコーナー出演も、しばらくお休みをいただいています。
東北放送はお仕事をさせていただくのは初めてですが、
アルバイトをしていた学生時代から可愛がってくださる
業界の大先輩も多く、とてもわくわくしていました。
音楽つながりでプライベートで仲良くさせていただいている方も多く、
番組スタートとほぼ同時にご迷惑をおかけしているにも関わらず
「旅の途中(番組名の由来です)には、いろいろあるよね!」と
どーんと背中を押していただいたこと、感謝でいっぱいです。

私は音楽とラジオが大好きですが、音楽やラジオに関わる方々の持っている
エネルギーが好きなのだな、とも思いました。

さらに、秋のイベントシーズンで、
担当する予定だった司会やトークショーなど、様々ご迷惑を
おかけしてしまいました。快復して、必ず恩返ししたいと思います。

元気だけが取り柄で(いまは、だけ、こそが宝だと思います)
突っ走ってきましたが、スピードをゆるめて体と向き合います。
体調を崩すと、世の中の優しい取り組みや制度、
ちょっとした気遣いのアイテムにも気づくことができますね。

この、のんびりブログは相変わらずのんびりですが、
心動かされたこと、つぶやきみたいなことも
綴っていけたらと思います。

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