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2019年5月 アーカイブ

2019年5月19日

THUNDER BIRD

大橋トリオ ライブ!! (1).jpg

若林区文化センターで行われた
大橋トリオのライブを見てきました。

自由で繊細で優しくてほろ苦くて儚いけど美しい。
スポンジに水を含むみたいに、
音楽がきゅう〜っと入ってきました。

大橋トリオと、気心知れた敏腕ミュージシャンの
今夜しかないセッションが目の前で
繰り広げられています。

世界的ヒット曲の大橋トリオ的カバーも。
あえて言う...原曲超えてます...

曲間などでお客さんが鳴らすバードコールが
ホールに心地よく響いて、森の中で聴いているような気分に。
過去にグッズとして売っていたものらしいですね。

できればずっと聴いていたい、と思いながらも幕は下りて。
余韻がながーーーく、続きそう。

2019年5月18日

しあわせに

令和初日にやってきた、かわいいお客さんから
いただきました。堂々として、とってもいい字!
(冷蔵庫に貼られたカレンダーの上に貼ってあります)

新元号のスタートは、
年度初め以上に、背筋が伸びるような気持ちと、
これからどんなふうに暮らしていきたいか、を
考えていました。

令和!! (1).jpg

思えば、平成がスタートした日は、
塩釜の母の実家で、祖父母とこたつに入りながら、
いつもと様子の違うテレビを
見ていた、遠い記憶があります。

平成も残り1ヶ月となり、
「令和」が発表になる前の日、
母方の祖母が、祖父の待つ空へと旅立ちました。

今年94歳であり、長生きしてくれたね、と言われる
お歳ではありますが、もらった時間が多いだけ寂しいです。
でも、遠方にいる孫たちも会いに行けるように、
意識が混濁することもある中で、
半年もの間がんばってくれたおばあちゃんには
感謝しかありません。
流れるような綺麗な字をかくおばあちゃんであり、私にも
よく手紙をくれました。退院できたら、
きっと「令和元年●月●日」と書いて
手紙をくれたのかなぁと思いながら、最後の手紙を
旅立つおばあちゃんに書きました。
みんな仲良く、しあわせに暮らします、という誓いです。

この春、谷川俊太郎さんの詩集「幸せについて」という
一冊を手にとりました。

「幸せについて」はっきりと定義できる言葉はない、
としながら、谷川俊太郎さんの紡ぐ言葉が心を捉えます。

大げさなものでなく、
フラットな気持ちで読むことができます。
そして...音楽で例えるならば、
とにかく自由で、何でも楽器にしちゃうような
楽団なのに、すべてが調和していて、
音量も小さすぎず、大きすぎない。
読後はそんな心地よい、愉快な気持ちにもなりました。

「コトバには意味がつきまとうから、不幸せになりやすい、
音楽には意味がないから、幸せになりやすい。」という一編も。

そして祖母のことが浮かんだフレーズもありました。
「幸せは一つ一つ手作りの一品(いっぴん)もの」

器用だった祖母は、たくさんの手作りの品を
プレゼントしてくれました。
どれも、布の端切れや、包み紙などから作ったとは思えない、
すてきな、手作りの品でした。
手作りの品を通して、お土産にもたせてくれる
体に良い食べ物を通して、きれいな字のお手紙を
通して、丁寧に暮らすということを教えてくれたおばあちゃん。

しあわせになる方法を、はじめて会ったときからずっと
教えてくれたのだなと改めて思いました。

始まったばかりの新しい時代。
あるがままに、そして、まわりのひとたちと共に、
しあわせに暮らしていきたいと思います。


【藤棚】
お寺の境内に藤がきれい。
青空とふじだな2019 (1).jpg

2019年5月25日

カンガルー

ある日、実家の駐車場でカンガルーとすれ違い、
振り向きざまに睨まれる......

という夢を見ました。

その日の昼間、オーストラリアのお土産と思われる
変な柄のお皿を発見し、これは処分かな〜と
言っていたのが、夢の世界でカンガルーの耳に入ったのかもしれません。

今となっては、やや遠いことのように感じる10連休。
その"超ゴールデンウィーク"を前に周りに予定を聞いてみたところ、
8割が「片付け」を挙げていました。
私もご多分にもれず、GW中から始めて
コツコツと進めてきた5月の大掃除。

これまで、いろいろと懐かしいものが発掘されました。

小2の時にハマっていた日記帳。
心配性の母はこっそり読むに違いないと思っていたので、
完全に親に読まれることを意識した生意気な文章です。

そして手紙の数々。
なぜか、ティッシュペーパーに書かれた
"部活の大会がんばれ"メッセージは、
生徒会長のよっちゃんの筆によるものでした。

さらには、中学の美術で使っていたスケッチブックに
残されたアートの数々には、我ながら度肝を抜かれました。
関節の動きが不可解な、4頭身の人間のスケッチ。
シワが深く刻まれて、とても14、5歳の顔とは思えない自画像。
夏休みの最終日、やっつけで描かれたポスターも
ご丁寧にスケッチブックに挟まったまま見つかりました。

発掘されるたびに、いちいち手が震えます。

いちばんかわいいものは
名犬ジョリィのガーゼハンカチでした。
♩走れ〜ジョリィ〜 トゥルルルル〜

名犬ジョリー。 (1).jpg

2019年5月26日

Time in the Garage

仙台駅から一駅だというのに。
そわそわしすぎて、電車を乗り過ごしました。

宮城野原駅まで行って榴ヶ岡に戻るという
失態を演じながらも、無事
仙台サンプラザホールに着いた日曜日の夕方。

2年前の5月26日も、斉藤和義さんは
仙台サンプラザホールにいました。
その時は4年半ぶりの弾き語りツアー
「雨にうたえば」の仙台公演。

私自身は仕事の都合で間に合わず、
金沢でのツアー最終日を見に行ったのですが、
4年半ぶりの弾き語りということで膨らみまくった期待を
軽々超えていく夜でした。

そのステージで語られた
"今度はあまり時間をおかずに弾き語りやります"という
約束が今夜、圧巻の2時間半で果たされました。

本当に高いハードルを課しているのだな、としか
思えないすばらしいステージングでした。
次々と繰り出されるギターに、
鍵盤に、ドラムに、サンプラーに、そしてターン笑!!
マルチプレーヤーっぷりが存分に発揮されていき、
昔の曲も新鮮なアレンジで聴かせてくれて、
"時空を超えた"とも言えるセッションもあり。
日替わりコーナー仙台編は
「野良猫のうた」と
「BAD TIME BLUES」ーーー!

あの時はこうして聴いていて
いまはこんなふうに聴いてる。
懐かしさとは違う感覚。

そして、MCではこの秋公開される、
伊坂幸太郎さん原作の映画
「アイネクライネナハトムジーク」のお話も。
仙台駅前からスタートするこの物語を彩るのが
斉藤和義さんの音楽です。

もともとは、遡ること2007年にリリースされた
「ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜」から
始まっています。
この時、和義さんからの作詞のオファーに答えるかたちで
歌詞ではなく小説を書き下ろし、それをもとに
作られた曲ですが、曲を受けてさらに新作の
短編を書いた伊坂さん。
天才ふたりの素敵なコラボです。

映画化にあたって、「ベリーベリーストロング」の2人の
10年後を描いたという「小さな夜」が主題歌に。
ベリーベリーストロングが大っっっ好きだけれど、
この曲に続いているのが嬉しいぃぃ〜 
人生を信じられるような、そんなきもちです。

ちょうど真夏日になった仙台。
本編ラストの曲で、今日から夏が始まった、と
思いました。

アイネクライネ 斉藤和義 ライトヘビー (1).jpg

2019年5月30日

万年筆

文具屋さんにおいてあるペンの試し書きの紙に
どんな文字を書きますか?

"昭和の人は「あいうえお」って書きがちだよね〜"
と話した平成のあの日。
令和を迎えたいま、どんな文字が
書いてあるのかなと思ったら
「令和」という文字が、いろんなひとの筆跡で書いてありました笑

万年筆。2019 (1).jpg

万年筆も試し書きが大事だそうです。
そして、「同じ商品の新しいものを」買うことも多いですが、
試し書きをして、しっくりきたものをそのまま買うのが
おすすめなのだそう。

先日、老舗の文具店「赤井沢」さんが
長町商店街の企画でおこなっていた市民講座に参加してみました。
そのテーマこそ「万年筆」。
いつか使いこなしたい、憧れのアイテムです、私にとって。
写真にあるのは、市販はされていない万年筆で、
構造を知るために、自分で組み立てるキットのもの。
インクも、好きな色をそれぞれ参加者が選びました。

ペン先の繊細さ、自分のくせを覚えるアイテムであること、
だからこそ人に貸すのはやめたほうがいいこと
(そのひとのくせがついてしまうので)、
さらには、インクの色の豊富さ。
毎日愛用することこそが、メンテナンスにもなるのだそうです。
文具好きのこころをとらえる特徴がずらり。

講師をされていたのは、女性の店員さんなのですが、
万年筆で書く絵が趣味という方。
綺麗な絵にも魅せられ、1日で万年筆にハマってしまいました。
楽しみが増えるというのは、こんな出会いをいうのかも。

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