« 2013年7月 | メイン | 2013年9月 »

2013年8月 アーカイブ

2013年8月 1日

石巻川開き祭り

昨日今日と中継は『石巻川開き祭り』が行われている
石巻市内から。

笛の音が、子どもたちの笑い声が、
市街地いっぱいにひろがっています。
昨日もにぎわっていましたが今日のにぎわいは比にならないほど。
どこもかしこもひと、ひと、ひとです。

アイトピア通りから一本入ると、
手作りの射的ワゴンに夢中になる
子供たちの姿が目に飛び込んできました。
うまい棒やゼリーなど魅力的な駄菓子が
ぶらさがった射的ワゴンめがけて、みんな真剣です。

割り箸鉄砲を自分で作ればなんと射的は無料!
子どもたちにとっては
テンションのあがるスポットです。
距離も決められていないので
”そんなに近くで撃ったらうまい棒が粉々に
なるんでねぇの~?”という声が飛んでいました。

%E5%B0%84%E7%9A%84.jpg


%E7%9F%B3%E5%B7%BB%E5%B7%A5%E6%88%BF%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81.jpg
今日おじゃました『石巻工房』は設立から2年が経ちました。
石巻のつくり手と建築家、デザイナーが集まって
設立したものづくりのスペース。スタッフのみな さんは
祭 りのにぎわいを感じながらも今日も黙々と作業中でした。
工房長の千葉さんがが射的スペースをつくり
子どもたちの相手を買ってでているところでした。

石巻工房でつくられる家具には印象的な
『石巻工房』のロゴが焼き印で記されています。
基本的にアウトドアで使うことができるものになっていて、
石巻工房の家具をつかってもらうことで
欧米のような『外で楽しむ』ライフスタイルを
提案していきたいとおっしゃっていました。

いま工房長をつとめている千葉さんは
もともと寿司職人さんでしたが、
今は工房長としてメンバーを率いています。
言葉では、聞いているわたしが思わず吹き出して しまうような
ツッコミをいれながらも(笑)
地域の子どもたちにむけるまなざしが優しい千葉さんです。

『石巻工房』のまな板買ってきちゃった!
たいせつに使います!


%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A%E7%94%B7%E5%AD%90.jpg
去年は1日開催だった陸上イベントも
今年は2日間行われ、震災後はじめて縄張神社奉納大綱引き大会も行われました。
千石町の縄張神社には孫兵衛翁が北上川を開く時に
測量で使われたといわれる縄が奉納されています。
綱引きはこれにちなんだイベントです。

東西に分かれて綱をひき合い、
”豊作”か”大漁”を占うという綱引き、
今年は”豊作”という結果がでたそうです。

そのほかにも、昨日は
石巻千石船の会による千石船のパレードなどが
にぎやかにアイトピア通り、立町大通りをパレードしていきました。


%E3%81%8B%E3%82%8F%E3%81%B3%E3%82%89%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A%E3%81%BF%E3%81%A4%E3%82%81%E3%82%8B.jpg
サイボーグ009のキャラクターが
見守るお祭り広場。このショットも石巻ならでは、です。

2013年8月 2日

犬と猫と人間と2

%E7%8A%AC%E3%81%A8%E7%8C%AB%E3%81%A8%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%A8%EF%BC%92%E3%80%80%E5%85%AC%E9%96%8B.jpg

2013年8月 3日

木の屋 

%E6%9C%A8%E3%81%AE%E5%B1%8B%EF%BC%92.jpg

今週、『木の屋 石巻水産 美里町工場』におじゃましました。

鳴瀬川にかかる橋を渡ると、美しい田園風景の中に、
流線型の屋根が特徴的な建物が見えてきます。

”くじら”をモチーフに建てられたという工場。
まるで美術館のような外観です。

ショップスペースはいま準備中ですが、
オフィス入り口に販売スペースがあり、
缶詰を購入することができます。
ちょうど石巻からいらしたご夫婦が
お中元用にと、セレクトしているところでした。

工場見学できるスペースはちょうどくじらのおなかあたり。
お話を伺った松友さんはふだん
品質管理や商品開発のお仕事をされていて、
今日も白衣姿で出迎えてくださいました。
そして広報のご担当でもあり、
子どもたちが見学にくるときにはくじらの被り物をして案内するという
優しいお兄さんでもありました。

木の屋石巻水産は、石巻で、「鯨の大和煮」からスタートをして
三陸沖の旬の海の幸を缶詰に加工してきた会社です。
海の見える石巻港に会社と製造工場がありましたが
津波により工場は流され、本社も瓦礫が詰まり、使える状態ではなくなって
しまいました。
石巻港のシンボルマークでもあった
「巨大鯨大和煮缶詰」は、20t以上の重油が入っていたにもかかわらず、
元にあった場所から300mほど流された場所に横倒しになっていて
わたしたちも震災の後、何度もその姿を目にしていました。

今年3月に完成した美里町工場。
看板商品の缶詰はここで一日に1万5千個作られています。
新鮮な旬の魚を缶詰にするので、
詰める作業は手作業で行われています。
機械だとピチピチの魚をつぶしてしまうことになるので、
どうしても詰める作業は従業員の皆さんの
手作業でなければならないのだそうです。

おじゃました日はちょうど、
鮭の中骨の缶詰を作っているところでしたが、
夕方からは今朝水揚げされたいわしのラインに切り替わるとか。
いわしは夏のシーズンに2度水揚げピークがあるそうですが、
今年のいわしは脂がのっています!

てきぱきした従業員のみなさんの手元と
工場のラインの無駄のない動きをみているだけでも飽きないです。

見学は、特に決まったコースはまだなく、
松友さんが人数や要望にあわせて対応しています。

少人数のご家族を工場内まで案内したり、
小学生の団体のみなさんには卒業時に読む手紙などを入れた
思い出缶詰を作る体験をしてもらったり(ステキですね!)
県外から震災時のことを知りたいという方には
映像を使うなど、工夫されています。

工場見学したい!という方はまずお問い合わせしてみてください。

%E6%9C%A8%E3%81%AE%E5%B1%8B%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8.jpg

見学コースの奥には広いホールがあって、
机やテーブルが置かれています。
見学者の希望によって映像をつかっての案内などもしているそうですが、
そのホ ールをぐるっと取り囲んでいるのは
震災後、ボランティアのみなさんが書いた
木の屋さんへの応援メッセージです。

松友さんがおっしゃっていました。
”木の屋にとって、これは宝なんです”と。

ボランティアにかけつけてくれた方々にも
この新しい工場を見てもらいたいと思いました。

見学コースでは、見学後に、
学校で魚ブームが巻き起こったという
地元の小学生のみなさんが書いたカラフルな魚たちの絵が出迎えてくれます!

2013年8月 4日

風立ちぬ

一筋の雲、
草原をなでていく風、
なでた髪の毛のやわらかさ。
人間の感覚がとらえるもの以上に
絵が美しいというのは
『風立ちぬ』の余韻の中でいま思い出している
シーンの数々を言うのかもしれません。

ストーリーでいえば、”大人向け”という声も聞きますが、
見る人にゆだねられる部分がとても多いという意味で
そう思いました。

菜穂子が心ふるわせるシーンにはそのひだひだの
動きが伝わるよう。
「ひこうき雲」はこの映画のために
生みだされたのではないかと思うほど。

主人公・二郎の誠実さや
職人気質はそのまま庵野監督の
声の出演の魅力だと思います。
ただ訓練している人は別として、その人の生き方と
重ねた年月が『声』の魅力だとしたら
年齢相応の声が出るはず。
どうしてもそこだけはため息です。 


2013年8月 5日

Song of the brook

それは、旅に出たくなる音楽でした。

akeboshi.jpg

retro Back Pageの落ち着いた空間のなかで、
スタインウェイのピアノを鳴らしながら、
アイリッシュ独特の郷愁をかきたてながら、
ひたひたとAkeboshiの音楽にみたされていくこころ。

壁に映し出される映像にAkeboshiとドラマーが
影絵のように重なっていました。
ほろりときたり、突き上げられたり。
少しだけくぐもったような声の存在感は
いつ聴いてもこころをつかまれます。

ときどきグラスの氷をカランとならしながらみているひとたち。
大人なお客さんたちの、
気持ちのこもった拍手が、ライブが進むにつれて
さらに気持ちがのった拍手にかわっていき、
なんだか耳に入ってくるすべてがすてきな夜でした。

2013年8月 6日

仙台七夕開幕

仙台七夕まつりの初日。
市街地のアーケードは鮮やかな吹き流しに彩られました。

今年のテーマは「つなぐ」。商店街のアーケードには3000本の青竹が飾られ
浴衣姿の女性が、肩車された子どもたちが、観光客のグループが、
色とりどりの吹流しの中をくぐっていきます。

一番町四丁目商店街の入り口には今年も
『梅原鏡店』の吹流しが来場者をもてなしています。
%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%93%E4%B8%83%E5%A4%95%EF%BC%91.jpg

『梅原鏡店』の吹流しは2年連続の『金賞』受賞。
ご主人と奥様の手作りの吹流しは和紙を2度にわたって染め上げたものです。
三角に折って、色をつけ、開くと写真のような柄になるんですね。
五月にふらっとお店におじゃましてみたとき、
夜な夜な吹流しを作っているところでしたが、
以来3ヶ月あまりにわたって製作を続けてきたそうです。
%E3%81%B5%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%81%97%E3%81%8D%E3%81%8F%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA.jpg

吹流しに貼られた『竹に雀』や『サン・ファン・バウティスタ号』の
切り絵はご主人の力作です。
折り鶴は通常折り紙の4分の1サイズで織ったものが3千羽連なっています。
わたしもミニ七夕を今年はじめて作ってみましたが、
ミニでさえ4時間半かかりました。私が無類の不器用ということを(笑)
差し置いても、大変な時間がかかることは容易に想像きます。

ご主人は子どもの頃から60年以上、
ご実家もご商売をされていたという奥さんも同じくらい長く、
七夕飾りを作られています。

”とっても素敵な色あわせですね”と言ったら、
”長年やっているから、どんなのをつくったか忘れちゃうのよ”と笑っていた奥さん。
専門店に依頼するお店も多いなか、毎年自分たちで、と続けていらっしゃいます。

”これ、金賞だって~”と話すひとびと。写真の人気スポットになっていました。
それをお店の中からそっと見ているご主人と奥様の姿がとても素敵だなあと思いました。

仙台は「梅原鏡店」のようなお店があるいい街なんです。
そして心意気を感じさせる七夕飾りの数々をみていても、
ますます街が好きになります。

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%93%E4%B8%83%E5%A4%95%EF%BC%92.jpg
政宗騎馬像も、こけしモチーフも。
チェーン店も、それぞれのお店のイメージカラーをうまくとりいれつつ、
なじんでいるのがいいところ。

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%93%E4%B8%83%E5%A4%95%EF%BC%93.jpg

定禅寺通りのグリーンベルトには氷柱に入った
ミニ七夕もお目見えしていました。
今日も歩いていると湿気で汗だくになりましたが、
明日はさらに気温があがって氷柱めがけてやってくる人も多くなりそうです。
%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%93%E4%B8%83%E5%A4%95%EF%BC%94.jpg

2013年8月 7日

夕涼みコンサート

%E5%A4%95%E6%B6%BC%E3%81%BF%EF%BC%91%EF%BC%93.jpg

2013年8月 8日

まつりのあと

%E4%B8%83%E5%A4%95%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%97%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%B3%E3%81%AE%E7%AB%B9.jpg
夕方をすぎると、名残惜しそうに写真を撮るひとが
多くなってきました。
わたしもそのひとりです。

%E4%B8%83%E5%A4%95%E3%81%AE%E7%9F%AD%E5%86%8A.jpg

%E3%81%9F%E3%81%AA%E3%81%B0%E3%81%9F.jpg

仙台七夕まつりの余韻を窓越しに感じながら
定禅寺通り沿いで乾杯。
楽しくおしゃべりをしていたら、まつりの後のさみしさは
和らいで、やっと来た夏を楽しむモードに変わってきます。
日中ぐんと気温があがっても、日が暮れるとすーっと涼しくなる
仙台の夏が大好きです。
%E3%81%9F%E3%81%AA%E3%81%B0%E3%81%9F%E3%81%AE%E6%9C%80%E7%B5%82%E6%97%A5.jpg

2013年8月 9日

キリン

%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3.jpg
すごく、気になっていた袋麺。
愛知県の会社が作っているようです。

このパッケージで美味しかったら二重丸でしょう!
週末のたのしみに。

2013年8月10日

たがいに

今月から始まった新番組
『美穂と彩乃のたがいにみやぎプロジェクト』
(Date fm 土曜日8:00am〜)のナビゲーターを務めています。

地域活性化モデルの今井美穂さんと
ミスユニバースジャパン2013ファイナリストの山田彩乃さんと
お送りする25分の番組です。

新潟在住のふたりが宮城ではじめて担当する番組。
震災後、新潟から”自分たちにできることを”と
エールを行動にかえて送り続けてくれているふたりと仲間のみなさんが
いることを今回の出逢いを通じて知りました。

「たがいに」は「にいがた」を反対に読んで付けられたものですが、
「たがいに」の言葉のもつエール交換のような意味合いで
番組を進めていけたらと思っています。

毎月1、2週(5週ある月は5週目も)が美穂ちゃん、
3、4週は彩乃ちゃんが担当です。
スタジオは美穂ちゃん、彩乃ちゃんのオーラでそれはそれは華やかです。
土曜日の朝に耳心地よく聴いていただけるよう、
届けていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

【盆踊り】
帰り道を、近所の盆踊りの提灯が照らしていました。
地元の盆踊りなんて15年ぶりくらいかしら!
%E7%9B%86%E8%B8%8A%E3%82%8A%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%E3%82%89.jpg
ご近所も”たがいに”パワーでつながっています。

2013年8月11日

そば日和

%E9%9D%92%E3%81%84%E9%99%B6%E5%99%A8.jpg

%E3%81%9D%E3%81%B0%E6%97%A5%E5%92%8C.jpg

%E9%87%91%E8%9B%87%E6%B0%B4%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E3%80%80%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%84.jpg

%E9%87%91%E8%9B%87%E6%B0%B4%E7%A5%9E%E7%A4%BE%EF%BC%93.jpg

%E9%87%91%E8%9B%87%E6%B0%B4%E7%A5%9E%E7%A4%BE%EF%BC%92.jpg

%E9%87%91%E8%9B%87%E6%B0%B4%E7%A5%9E%E7%A4%BE.jpg

2013年8月12日

ひまわりの丘

”あなただけを見つめています”

太陽に向かってまっすぐ花を咲かせるひまわり。
%E3%81%B2%E3%81%BE%E3%82%8F%E3%82%8A%EF%BC%92.jpg

中継は大崎市三本木斉田の
『ひまわりの丘』からでした。

ゆるやかな斜面の広大なひまわり畑に42万本のひまわりが
咲き誇っています。

長い期間楽しめるように東側・西側と咲く時期の
異なるひまわりを植えていますが、全体的に見ごろであり、
東側は特に色鮮やかな満開。

畑の東西を隔てる道路を次々と車が通っていくのですが、
あまりにも畑の敷地が広大なので、まるでやってくる車が
ひまわり畑のなかにすいこまれていくように見えました。
%E3%81%B2%E3%81%BE%E3%82%8F%E3%82%8A%EF%BC%93.jpg

念願の、夏のおでかけスポットにはじめて
行くことができました。
一面のひまわり色に大感動であります!
(追記:今夜、ひまわりの丘にいる夢まで見ました)

開催中の『ひまわりまつり』は18日(日)まで。
暑さ対策とお気に入りのカメラをもっておでかけしたい場所です。

%E3%81%B2%E3%81%BE%E3%82%8F%E3%82%8A%EF%BC%91.jpg

2013年8月13日

昭和のオルガン

高校からの仲良し・ななちゃんの実家がある村田町。

大学生の頃、免許とりたてのななの運転で、
スピッツを聴きながらななの実家に泊まりがけで行ったものです。
ななの家族があたたかく迎えてくれて、
”洋食やさん”とよびだくなるレストランでたべた
コーンスープがおいしかったことを今でも思い出したりして。
そんな楽しい思い出がいっぱいある蔵の町・村田へ。

今日は創業天保十二年の
『かねしょう商店』におじゃましてみました。

1階のお店にはマッチや椿油などレトロな雑貨が。
金物や食器も昔なつかしい道具の趣があり、
一歩入るとタイムトリップしたかのようです。

そして蔵の2階につづく階段をトントントンとのぼってみると
私設の博物館『かねしょうの時館(じかん)』になっていました。

村田町では震災の被害で40棟近くの蔵が解体を余儀なくされました。
かねしょうさんの蔵も2棟解体することになり、整理していたところ、
6代続くかねしょうさんの歴史で蔵の中にしまい込まれたものや、
かつて商品としてお店にならんでいたものが出てきたそうです。

そこで、2011年の7月までに宮城大学の学生さんの
協力を得て整理し、私設の博物館としてオープンしました。

江戸時代の焼き物・大正時代の真空管ラジオ・昭和の足踏みオルガン。
時代を超えた味わいのあるものばかりがならんでいました。
%E3%82%80%E3%82%89%E3%81%9F%E3%81%8A%E3%82%8B%E3%81%8C%E3%82%93.jpg

お話を伺った大沼悦子さんはご自身のお父さんや
村田の商人の方々の生き方を調べた著書もあります。
その中で紅花の仲買をされていたご先祖さまがのこした
『家訓』を見つけたのだそうです。
そこには『正直に商いをすること』『先祖を敬うこと』などのほかに、
『質素倹約をして、もうかったお金で地域貢献をすること』と
書かれていたのだそうです。

”この博物館も、なつかしい気持ちになってもらえたら、
ちいさな、地域貢献になるかと思って”とひかえめに語る大沼さん。

震災でつらい思いをされていた女性たちが、
オルガンを弾きながら”ふるさと”を歌ってなつかしいといいながら
涙を流していたこともあったのだそうです。

ひとを元気にするものは、何も未来にむかったプランばかりではありません。
むしろ、それは思い出の中にこそ。
わたしも少し弾かせていただきましたが足踏みオルガンは
とてもあたたかい音がしました。

%E3%81%8B%E3%81%AD%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%95%E3%82%93%EF%BC%92.jpg

見たい、という方はお店で声をかけてみてください。
入場は無料で、時間が合えば大沼さんがいろいろお話して
くださると思います。

%E3%81%8B%E3%81%AD%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%95%E3%82%93.jpg

2013年8月14日

バンバンバザール

%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%B0%E3%81%96%E3%83%BC%E3%82%8B.jpg

2013年8月15日

天平ろまん館

今日は県内おまつりラッシュです。
車で通りかかった松山でも夏まつり、
鹿島台でわらじ祭り、そしてお近くの三本木でも。

そして涌谷でも今日は夏まつりがおこなわれていました。
水鉄砲大会でもりあがっていた江合川を後にして、
向かったのは『天平ろまん館』です。


%E5%A4%A9%E5%B9%B3%E3%82%8D%E3%81%BE%E3%82%93%E9%A4%A8%E3%80%80%E3%81%AF%E3%81%97%E3%82%89.jpg

震災で被害を受けた瓦屋根も今年6月に修復を終え、
朱塗りの柱とともに美しい姿を見せています。
風を感じながら柱の間をあるくと厳かなきもちに。

涌谷は日本最初の産金地です。
天平21年に東大寺に黄金九百両(およそ13キロ)を
献上して、東大寺大仏の建立のために用いられました。
この『歴史館』では平山郁夫の銅版画
『大仏開眼供養記図』のほか、
当時大陸や朝鮮半島からもたらされた採金技術の紹介、
大伴家持が『万葉集』にのこした産金を祝う歌と
みちのくにゆかりの万葉の歌などが紹介されています。

%E5%A4%A9%E5%B9%B3%E3%82%8D%E3%81%BE%E3%82%93%E9%A4%A8%E3%81%8C%E7%A7%BB%E7%AE%A1.jpg

歴史館の見学のあとは、奥にあるすずしげな体験スポットへ。

%E5%A4%A9%E5%B9%B3%E3%82%8D%E3%81%BE%E3%82%93%E9%A4%A8.jpg


こちらが『万葉の里 天平ろまん館』の『砂金採り体験場』です。

ちょうど兄弟でチャレンジしていたお子さんたちにも
お話をききました。

ゴールドパンとよばれる浅めのどんぶりというか
深めの皿に砂を入れて、
水の中でまわしながら遠心力をつかって金と砂をふりわけていきます。

私はごっそり砂をのせてみたのですが、残念ながら入っておらず!
でも同じ時間にチャレンジしていたお子さんたちには
みんな入っていました。
こころのピュアなひとには入っているのかしら!!

あちこちで”あ~見つかった!”という声が聞こえてきました 。

水の中での砂金採り体験は涼しくて、楽しかったです。
”キラキラ輝く砂金に天平のロマンを感じられる”
というのがこの体験のよいところです。

%E5%A4%A9%E5%B9%B3%E3%82%8D%E3%81%BE%E3%82%93%E9%A4%A8%EF%BC%92.jpg

天平ろまん館』では涼しく楽しい砂金採り体験のほかにも
黄金山神社の鳥居の近くに『くがね庵』という
床の間に金箔をあしらった茶室があります。
お庭の景色もすばらしく、抹茶と和菓子が味わえます。
こちらも”涼”が感じられる場所でした。

さらに涌谷の夏の味をご紹介。
写真は郷土料理の『おぼろ汁』です。
地元ではお盆の時期に食べられていますが、
天平ろまん館のレストランでは年中味わうことができます。
しいたけの出汁がきいたとろみのあるスープの中に
おぼろ豆腐がたっぷり。ほっとするおいしさで
夏の疲れた体にもやさしい味です。今日からおぼろ汁のファンになりました。

%E3%81%8A%E3%81%BC%E3%82%8D%E6%B1%81.jpg

2013年8月16日

お盆

%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%93%E3%81%8A%E7%9B%86%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%81%8E.jpg

2013年8月17日

ロックのほそ道

%E3%81%91%E3%81%84%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%BE%E8%8A%B1.jpg

2013年8月18日

バルセロナ

宮城からオリンピック選手を育てようという
”みやぎジュニアトップアスリートアカデミー”の
プログラムのひとつが石巻市のビッグバンで行われました。

小学生のみなさんとその保護者の方々を前に
岩崎恭子さんの講演が行われ、
そののち、保護者のみなさんを前にしたトークショーで
岩崎さんとご一緒しました。
参加されているのは、スポーツ好きなお子さんをもつお父さんお母さん。
岩崎さんのお話に熱心に耳を傾けていました。

子どものころ、オリンピックを一番近づけてくれたのが
岩崎恭子さんだったし、
学校で”恭子ちゃん”という名前の子は
あの名言を言ってみて!とか言われてたのを思い出します。

トークでは自身の子供時代のことから
実は現役引退後に雑誌などの対談で分かったお父さんお母さんの気持ちなど、
今だからはなせるお話をしてくださり、
とても有意義な時間でした。

気さくな素顔、そしてご家族のことを語るときには
感謝の思いがちょっとうるんだ瞳にうかんで…
テレビ番組で見せるおちゃめな表情ものぞけたりして、
思った通りのすてきな方でした。
お会いするのははじめてだけど、髪型もボブスタイルで
あの頃の(わたしが画面でみていた)イメージのまま!

%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E5%B2%A9%E5%B4%8E%E3%81%95%E3%82%93.jpg

写真は、我が家の本棚、百科事典の隣においてある
バルセロナオリンピックの写真集。
当時、おじいちゃんにお願いしてわたしが買ってもらったものです。
トークの中で、ちょっとだけ登場させて、あの名言についても
伺いました。金メダルをとった時の実況アナウンサーは
岩崎さんのご結婚式の司会もされたぐらい交流がありますが、
あの名言の時にマイクを向けていたアナウンサーはどなただったか
岩崎さんもわからないのだそうです。

閉会後、スタッフの方が、いつの間にかペンをもってきて
くださって、サインをいただいてしまいました。
うれしい記念になりました。

2013年8月19日

シロクマ

暑い暑いといいながらも、夏が好きです。

それでも暑い日にはよくリサ・ヴォートの
シロクマの写真集を眺めています。

そんな日々の中で、
シロクマのピアスが届きました。
%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%94%E3%82%A2%E3%82%B9%EF%BC%81%EF%BC%81%EF%BC%81.jpg
よ〜く見ると、顔!!
大切にしながらも、ヘビーローテーション決定だと思います。

ずきゅん。

2013年8月21日

空へ

番組で一緒に仕事をするはずでしたが、
体調を崩され、それが叶うことはありませんでした。
わたしはその後、その番組を精一杯担当して
またきっといつかご一緒できると思っていました。

まだお元気だったとき、
奥さんや娘さんと一緒にお花見をしたことがあります。
本当に仲のよい家族でした。
仕事場で見せる表情と同じで
おうちでもやさしいパパなのだなぁとその時思いました。

”ひとを楽しませることが好きでした”と奥さんがお話されていました。
制作者のひとりとして、その思いをどうしても継がなければなりません。
心からご冥福をお祈りいたします。

そしてご家族の思い、
より近くでお仕事をされていたみなさんのつらさを思います。
今夜、かける言葉が全く見つかりませんでしたが、
天国へ旅立った彼のあたたかな思い出によって、
まわりの方の心がどうか癒されますようにただただ祈ります。

2013年8月22日

地下鉄

仙台市地下鉄などに導入が予定されている
IC乗車券の名称案を一般公募するそうです。

まず来年度に地下鉄南北線、
2015年度に東西線と市バス、宮城交通の路線バスで
利用がはじまり、15年度以降
Suicaとの相互利用も検討されているのだとか。

「スイスイ行ける」がキャッチフレーズのSuica。
♪スイカならばスイカならば〜のCMソングもおなじみです。
関西私鉄などのPiTaPa(ピタパ)はちょっと複雑で
「ピタッとタッチするだけでパッとスピーディーに」の頭文字なのだとか。
西日本鉄道のnimoca(ニモカ)は「バスにも電車にも」の
「にも」と「nice money」の語呂合わせといいますし、
福岡市交通局の「はやかけん」は「速く優しく快適な券」を博多弁式に縮めた
名称なのだそうです。

JR西日本のICOKA(イコカ)やJR九州のSUGOCA(スゴカ)は
方言がつかわれていて音の響きがフレンドリーでいいなぁと思います。

そこで!
やっぱり仙台市地下鉄は『Noppe』ではないかと!!
乗っぺ → のっぺ → ノッペ → Noppe  
”pp”の重なりで、フットワークの軽さをアピール。
どんどんおでかけしたくなってくるはず!
どうでしょう?

とりあえず、応募してみます!

2013年8月23日

大好物

先日のできごと。

”今日は肉じゃがよ〜”
と言っていた母が、鍋をあけて
”あぁぁっ”という声をあげました。
”お肉入れるの忘れた…”

笑!!!

こうして、我が家の肉じゃがは”じゃがこん(じゃがいも+糸こん)”に
なったのですが、糸こんが大好きな私にとっては
これはこれで大歓迎なメニューでした。

それくらいこんにゃくが大好きです。
プロフィールに書くくらい、こんにゃくが大好きです。
鍋のメインが糸こんでもいいくらいです。

%E8%94%B5%E7%8E%8B%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AB%E3%82%83%E3%81%8F%E3%81%AB%E3%82%83%E3%81%8F.jpg
昨日蔵王町円田の『会田(かいた)こんにゃく店』に
おじゃました時に、みせていただいたのは
玉こんにゃく。

ここに2000個くらい入っているのだそうです。
醤油で味付けして、からしをちょっとつけて…
宮城と山形にまたがるソウルフードのひとつです!

2013年8月24日

花火

虹色の花火。
モノクロームを表した花火。

創作花火はタイトルをみながら
想像をふくらませるたのしさがあります。
光の芸術にうっとり。
%E5%A4%A7%E6%9B%B2%E8%8A%B1%E7%81%AB.jpg

大曲の花火

を、

テレビで観る週末。

ビールがあればこれはこれでとっても幸せな週末だけれど、
花火見ないまま、浴衣着ないまま、
夏が終わってしまーう!!

2013年8月25日

シンボルロード

%E5%AE%9A%E7%A6%85%E5%AF%BA%E9%80%9A%E3%82%8A%E3%81%AE%E7%A7%8B%E9%A2%A8.jpg
日差しはまだ暑いものの、
吹く風が少し、秋めいてきたように思います。

夏は他の場所に比べて体感でぐっと涼しい定禅寺通り。
欅並木のアーチをくぐります。
金沢からいらっしゃったVIPのリクエストに応えて
仙台のシンボルロードをご案内。

楽しい午後になりました。

2013年8月27日

Cross Road

またひとつ、すてきギャラリー、みーつけた♪
%E8%94%B5%E7%8E%8B%E3%81%8F%E3%82%8D%E3%81%99%E3%82%8D%E3%83%BC%E3%81%A9.jpg

遠刈田温泉のこけし橋を過ぎて右手、
もともと自然薯のレストラン『木地子庵』だった建物を
改装して今年の1月にオープンした場所が
『ギャラリーカフェ Cross Road』です。

土間のギャラリーとカフェの店内には
県内をはじめ、東北の作家さんを中心にガラス・陶器・こけしアイテムなどが
すてきに飾られていました。
奥の二間続きの和室もギャラリースペースになっていて
8月中は涼しげなガラス作品が展示されています。

カフェではCross Roadに作品をおいている作家さんの
うつわで、コーヒーを飲めたり、食事ができます。
お客さんの中には、自分がコーヒーをのんだカップを
気に入って”これをください”という方もいたそうです。
実際に手にとってつかってみるのが、器のほんとうの楽しさですね。

実は、青葉区一番町の南町通りにある
CROSS ROADの二号店としてオープンしました。
”作家さんとお客さんが、お客さんと器が出逢える場所に”という
店主の真琴さん。南町通りのCROSS ROADにいらっしゃる
お母様にそっくりです♪
まさに、居心地のいい”クロスロード”としてこれから
たくさんの出逢いが生まれていくのでしょうね。

今度はゆっくりコーヒーをいただきながら器を
鑑賞したいです。落ち着くインテリアもすてきでした。

2013年8月28日

おがつ秋の芸祭

%E9%9B%84%E5%8B%9D%E6%B9%BE.jpg

%E9%BC%93%E8%88%9E%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95.jpg

2013年8月29日

Peanut

%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%84.jpg

いただきものの、ピーナッツ。
ピーナッツが、しゃべっているような。

%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%8C%E3%81%9A%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%82%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%81%A7.jpg
だれかを励ましたいときに、
コロンと置いておくなんて、いいかも。

2013年8月30日

check on shops!

izumi%20outlet.jpg

夏がやってきたのが遅かったせいで、
あまり夏物ショッピングをしないまま
2013年夏が終わろうとしています。

今ごろ気になるアイテムがいっぱい…。
親友が自分のバースデー休暇をわたしの休みにあわせて
とってくれました♪いろんなお店に立ち寄りつつ
こまごま買い物をする時間はなんて楽しいのかなぁ。

買い物・お茶・買い物・お茶…
一日一緒にいても、いつもしゃべり足りないまま夜になります。

2013年8月31日

ankoya

ankoya.jpg
ふっくらした生地にやさしい甘味のあんこ。
あんバターもおいしいです。

小さい「こどら」のファン。
ときどき名掛丁センター街のお店に寄ります。
今日はおみやげに一箱、我が家に一箱。

About 2013年8月

2013年8月にブログ「HAPPY GO LUCKY!!-久子のつれづれ日記-」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2013年7月です。

次のアーカイブは2013年9月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 4.38