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2011年5月 アーカイブ

2011年5月 2日

5月

5月に入りました。

先週金曜日の震災復興キックオフデーは
東日本大震災からちょうど50日。この日を堺に
元気に一歩一歩、というムードが高まっていますね。

元気のでるひとから元気を出していく。
本当に必要なことだと思います。
週末は楽天に、ベガルタに、荒吐桜祭に、
嬉しい涙がいっぱい流れました。

今日は番組に
気仙沼出身・在住の熊谷育美さんが来てくださいました。
育美ちゃんは震災当日に気仙沼で
サンドウィッチマンのおふたりと共にテレビ番組のロケを
行っていたことはみなさんご存知の通りです。

震災から間もない頃、電話をつないで
気仙沼の様子を伝えてくれたとき
育美ちゃんの声は『闘っている』声そのものでした。

でも今日はいつもの育美ちゃんの笑顔も戻っていて
”漁師町の強さを感じる”と気仙沼の様子をお話ししてくださいました。
力強いです。

一方で、みなさんたくさん我慢をしているはずです。
親しいひとを亡くしたとき、
お葬式や四十九日といった儀式があって、気持を整理していくように思います。
その機会もなく、お別れをしなければならなかった方がたくさんいて
向き合うには相当の時間がかかるはずです。
そして、県内だけでもいまだ6515人の方が行方不明という現実。

最近になってやっと、”実は…”と、身内に起こったことをお話ししてくれる方がいたり、
普段通りにしていたから家族みんな無事だと思っていたのに…実は・・・
そんなことがわたしのまわりでも起こっています。
そのたび、さわやかなはずの五月の風も、肌をひりひりさせながらすりこまれるような思いです。

被災地のすさまじい様子はカメラマンやジャーナリストの言葉で
しばしば戦場と比較されます。
ふるさと宮城がそれほどまでの災害に見舞われてしまった悲しみは
大きくて、言葉で表すのが難しいほどです。

でも、戦争は相手に怒りをぶつけ、その力で一致団結する負のエネルギーですが、
いま、宮城の人たちは支援してくれるひとへの”感謝”を自分たちの進む力に変えようとしています。

熊谷育美さんが
”宮城をもっと好きになってしまいました”とおっしゃっていましたが、
わたしも、”感謝”からのエネルギーが創り出す
未来の宮城を見たいと思うようになりました。

”取り戻す”のではなく、”創り出す”という気持ちで。

そのために、いまできることは何だろう。

観光地にでかけること。
地元のおいしいものをたべにいくこと。
芸術鑑賞に出向くこと。

友達をつくること。
ネットワークを広げること。

小さなことを続けていくうちに
おのずと次にできることが見えてくるような気がしています。

『ゴールデンウィーク』という言葉は
元気になってきた宮城にもちゃんと存在する、という思いで使いたい。
でも『ゴールデンウィーク』なんて関係ないくらしを強いられている
方が多くいることが私の口から、この単語を遠ざけます。

そんなことで迷いながらも、自問自答しながらも
今週もオンエアは毎日あります!

”笑い声が聞こえてきてほっとした”とか
”前向きなメッセージを伝えて”とか
いつも迷ってばかりのわたしに指針をくださるのは
リスナーのみなさんのメッセージです。

今週も、一歩ずつ。
ずっと走り続けてこられた方にとって
どうかよき休息を取られる連休でありますように。

【愛宕上杉通り】
震災以降、J-SIDE STATIONは定禅寺通りスタジオを離れ
本町のDate fm本社スタジオから放送しています。
スタジオ内も節電中。

4月12日。
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そして、今日。
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杜の都のベストシーズンも、すぐそこです。

2011年5月12日

ほほえみの明日へ

震災から2ヶ月が経った昨日、中継帰りの車の中で
午後2時46分を迎えました。
スタジオの井上さんが紹介するリクエスト、
みなさんの想いに心揺さぶられました。

その、昨日の中継でおじゃました、産業道路、
宮城野区福室の手作りおにぎりと調理パンの店「青空」さん。
震災の翌日、お店の片付けをしているところに
お客さんが「おにぎりないんですか?」と訪ねてこられたそうで、
その時から店長の阿部さんは夜遅くまでろうそくの火を頼りに
1000個のおにぎりを数日間にぎり続けたそうです。

私の目の前にあった阿部さんの手。
自分の母親ほどの年上の方に、失礼かもしれませんが
阿部さんの手はちいさくてかわいい手でした。
あんな小さな手で1000個のおにぎりを握り続けて
手がパンパンに腫れたというのは、容易に想像ができます。
想いひとつで、握り続けたのだと思いました。

2ヶ月目にお会いできたことも縁を感じましたが、
震災当初、いつものお店が開いていることが希望そのものでした。
きっと地域のみなさんは勇気付けられたに違いありませんし、
実際後日お礼にいらっしゃる方も多いと伺いました。

2ヶ月目を迎えて、私は最近
”普通”ということをよく考えるようになりました。

”普通”や”あたりまえ”だと思っていたことが実はそうではないと気づかされ、
マイナスから”普通”の状態に戻すまでたくさんの力が注がれました。

ライフラインはもちろんですが、店が開いてきた当初、
仙台市内中心部は開店時間を大幅に短縮していて、
夕方6時にもなれば、街なかから追い出されるような感覚でした。
もちろん、お店の方も努力しているし、お店が開いているだけで
ありがたいと思っていました。
でも一方で、普段何気なく寄り道したりお茶を飲んだりすることで
自分がバランスをとっていたことに気づかされ、
今時間が経って、たとえば仕事帰りに寄り道ができる場所があることで
ほっとしている自分がいます。
それはいままで意識することさえなかった、
自分にとってかけがえのない”普通”の時間。

先週末、わたしは震災後はじめて東北を離れ、
北陸は金沢と羽咋に行って来ました。

金沢でとてもお世話になり、今回のことでもとても心配してくださった方の
結婚式があり、半年も前からお知らせいただいていたので何としてでも
元気な顔をみせたいし、心からお祝いしてきたいと思っていました。
先輩たちと4人で司会をさせていただき、感謝の思いでいっぱいになりました。

そして金沢では、以前の勤務先HELLO FIVE エフエム石川で
ずっとエールを送ってくださっている、
アナウンサー木村雅幸さんの番組『FROM K!』にも出演させていただきました。
宮城の今の状況を伝えるとともに、
J-SIDE STATIONに寄せてくださったメッセージのお礼も
直接伝えることができました。

金沢に降り立って思ったのは
”ほっとした”ということなんです。
今、生まれたふるさとである宮城が大変な状況のなか
社会人として育てていただいたもうひとつのふるさと石川県が元気で、
変わらないいつも通りの美しいすがたであるということに、とてもほっとしました。

そして仙台を歩いているとき、いつも考え事でいっぱいで
”がんばろう” ”負けるな”という文字を目にしながら
心がざわざわしたままだったということも思いました。

最近、新聞で、沿岸部の方が
『”がんばろう”というTシャツを着ているひとたちを見て
少し違和感があって、何をがんばれば、と思う』と
率直な意見を述べていました。
『普通にしてくれるのが嬉しい』とも。

2ヶ月たって当然疲れもあります。
少しでも心が上向きになることを意識しながらも
”普通”を届けることも同じくらい大事だと思うようになりました。

わたしが金沢で感じたように
”普通”が安心感となってエネルギーが沸いてくることが
ある気がします。
そして、”普通”がいまだ遠くにある方であれば
なおさらそうなのではないか、と思うようになりました。

小さな”普通”を積み重ねるために、ラジオができることが
ある、そう心に言い聞かせて過ごしています。

そして、もうひとつ思ったことがあります。

番組に届く福島へのメッセージのなかに
今日はハガキでのメッセージがありました。

仙台でもいわれのない差別を受けてしまったという事実。
いじめのような事実がひどくて、全部読めませんでした。
紹介しながら、そんなことが
ここ仙台で起こっているなんて、くやしくて仕方ありませんでした。

福島から仙台に遊びに来た方たち。
休日に、もしかしたら
ひとときの”普通”を求めてやってきたかもしれないのに。


先日金沢の『FROM K!』のスタジオで1曲、かけていただきました。

宮城でしゃべらせていただいているパーソナリティーなのだから
宮城の曲、と思いましたが、わたしが選んだのは
猪苗代ズの”I love you and I need you ふくしま”です。

宮城の人は、宮城だけがよくなればいいなんて思っていません。
それは番組でリスナーのみなさんとコミュニケーションしていれば
いつも感じることです。その思いで選曲しました。
わたし自身の友達や先輩にも福島がふるさとという方、たくさんいます。
きもちは一緒です、福島。

情の深い石川県の方々にも、
それぞれのふるさとを思いうかべてほしいと思ってかけてもらいました。

2ヶ月過ぎて思います。

この大震災でわたしたちが失ったものは計り知れないけれど、
助け合わなくてはやっていけない状況のなかで
親切をすることが当たり前になりました。

はじめて声をかけてくれた近所のひと。
お店の列にならんでいたときに話した見ず知らずのひと。
遠くから思ってくれたひと、祈ってくれたひと。
10数年ぶりに連絡をくれた友人。

照れずに声をかけることも。
素直にありがとうということも。
ゆずりあうことも。

この大震災を経験して
親切をしやすくなったと思うんです。

乗り越える頃には、
親切が”普通”になっているんじゃないか。
そんな心が作る宮城はきっともっとあったかい街に
なっているんじゃないかと思っています。
だから、少しずつでも全国のひとに東北を楽しみに来てほしいです。


最後に、金沢で見つけたヤマザクラを。
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花言葉は”あなたに微笑む”です。


2011年5月13日

Spring Fever

普段なら週に何度も通うことも少なくない
仙台CLUB JUNKBOXに、震災後初めて足を運びました。
会場の右側に設置されたDJブースからは
オルガンとパーカッションがひたすら気持ちいい
インストナンバーが流れていた金曜日。

ギリギリに到着するのはもったいなかったな、と思いながら
DJの流す音楽に耳を傾けるなか、
“仙台時間”でゆっくりと集まってくるお客さんたち。
ちょうどいいタイミングで
バンドメンバーと曽我部恵一さんがステージに
登場して、ライブが始まります。
仙台時間で集まっても曽我部さんはきっと
今日ゆったりやってくれるはず、
そんな空気をまといながら黄色とピンク色が溶け合うライトに照らされて
ニューアルバム“PINK”の一曲目に入っている、“春の嵐”がはじまりました。

そのアルバム“PINK”をひっさげ、“PINKバンド”と名付けられた素敵な
メンバーをひきつれてのライブ。ギターに小暮晋也さん、ベースに伊賀航さん、
ドラムに北山ゆう子さん、パーカッションとスチールドラムに高田陽平さん、
キーボードに横山裕章さん、ハモンドオルガンにヤマグチユキノリさん。

ヒックスヴィルだったり曽我部恵一ランデヴーバンドだったり、
いろいろなバンドやツアーで音を奏でる音職人たちの集団。
このPINKバンドが紡ぐ音は奥行きがあって、
メロウもタフもお手の物。「色」と「質感」の組み合わせが最高でした。

お父さんに抱っこされている男の子を会場にみつけて
“ちっちゃい子いるわ~”とうれしそうに言う曽我部さん。
男の子の位置を確認しながらライブ中も終始気にしていました。
こんな、あったかいMCが最近特に増えています。

“カレー屋の曲です”、とはじまった『がるそん』。
歌詞にもあるけれど、静岡市役所の近くにあって、
いつもカーペンターズがかかっているカレー屋さんなのだとか。
“あ、仙台ではさふらんのカレーが好き”と付け加える曽我部さんにうなずいて、
ゆられながら旅に行きたくなりました。

大好きな「朝日のあたる街」で風を感じたくなり、
「浜辺」で“夜をこえて夜をこえて・・・”とぐるぐる魔法にかかるのです。

「テレフォン・ラブ」では曽我部さんの
“真夜中に好きな人に電話をかけたくなったことがある人!”
という声には~い、と挙がる手、手、手。
“電話は意外と大事だよね”ひとりごとみたいにつぶやいた言葉が
なんだか突き刺さりました。
あの日つながらなかった電話、つながりたかった電話。
この日の口笛は、いままで聞いたどの「テレフォン・ラブ」よりしみてくるのでした。

そして先月の荒吐桜祭では弾き語りで披露された
「なにもかもがうまくいかない日の歌」。
この曲には、各フィールドの偉人の名前がたくさんでてきます。
ボブ・ディラン、聖徳太子、ミッキーマウス、岡本太郎、ルパン、ピカソ、ダリ。    
こんな人にだって、「なにもかもがうまくいかない日があるのさ、
だから大丈夫なのさ」と続く曲。こういう言葉遣い…
世界の近付け方が曽我部さんならではだと思います。

今年はソロ活動10周年になるのだそうです。
セットリストを振り返ると、
ニューアルバムはほぼアルバムの曲順の通りだったと思います。
その中に10年の歴史やサニーデイ・サービスの名曲を織り込んで届けてくれました。

曽我部恵一バンドでリリースされているライブDVDには
仙台CLUB JUNKBOXでのバージョンがあります。
曽我部さんはいつもかなりスピーディーなタイミングで
ライブ盤を届けてくれていますが、あまりにも仙台のライブが良かったので
今夜のライブをパッケージにしたいなぁ・・・なんてつぶやきも出ていました。

また、忘れられない夜が増えました。

□■□この文章はDate fmのネット会員DNA向け
メールマガジンで配信されたものです。
blogへの掲載はライブツアー後にアップしています□■□

2011年5月27日

つながる思い

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東京・表参道の会場で
チュニジア大使館の石巻支援チャリティイベントがあり、
司会として参加させていただきました。

石巻在住のyukkiさんと仙台在住のCobiさんによるユニット・
Coupieの在籍する東京の音楽・映像レーベル
涼音堂茶舗さんがプロデュースを手がけていたのですが、
涼音堂茶舗さんは鳴子温泉の鳴響(なるきょう)という素敵な
イベントを作ってこられました。
こけし工人が木を削る音と音楽のセッションなど
思いつかないような素敵がいっぱいのイベント。
代表の星さんに去年J-SIDE STATIONにご出演していただき
インタビューするなかで、宮城の素敵を星さんの言葉に
教わり、そしてまたわたしはふるさとのことをもっと知りたいと
思うようになりました。

今回の震災では涼音堂茶舗さんも石巻に支援物資をおくったり
なんと温泉水を避難所のお風呂に届けるための
橋渡しをしてくださったりしていました。

"番組のような感じで”司会をしてください、と言っていただき、
司会の立場でありましたが、番組を通して感じることなども
少しお話しさせていただいたりしました。

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Coupieはじめ、チュニジア人の三線奏者Bouriさん、
そしてチュニジアの伝統楽器、ウードとレク奏者の
松尾賢さんと浜元智行さんによる演奏があり、
三組によるコラボレーションもありました。

ステージには東北ゆかりの映像作家の作品が映しだされていました。
蔵王の樹氷も、川のせせらぎも。

音楽って祈りなんだな、ということを感じる演奏でした。
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そもそも、旧桃生町のときからチュニジアとの交流が
続いていたそうです。
チュニジア大使館が4月に行った石巻での炊き出しの様子とともに
いま革命の真っ只中にあるチュニジアの映像も上映されました。

”自分たちも大変なときだからこそ、大変なところにいるひとを助ける”
その思いでチュニジア大使館のみなさんが動いてくださったことを
わたしはずっと忘れないでしょう。

会場におかれた石巻へのメッセージ。
あたたかい思いがあつまる場所で司会をさせていただいたことを
光栄に思います。わたしにできるボランティアのひとつが意外な場所で
素敵なご縁で与えていただきました。
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会の後にはレセプションが行われました。
新幹線の時間があり出られないことを伝えると
大使館の職員の方がわざわざお料理を詰めてもたせて
くださいました。チュニジア料理はとてもおいしくてあたたかい味がしました。
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2011年5月28日

イベントのお知らせです

J-SIDE STATIONも、
震災後、決定していたイベントや
進行中だった企画がいろいろ中止になりましたが、
明日の日曜日、イエコレ2011の会場から
イベントを行うことになりました。

ひととき、楽しい時間を過ごしていけたらと思っています。
リスナーさんにも再会、あるいははじめてお会いできたら
スタッフ・出演者一同こんなに嬉しいことはありません。

明日は11時スタート、お昼をはさんで
二部構成でお届けします。

前半は震災後錦ヶ丘での中学生・高校生の活躍にスポットをあてます。
そしてお昼時になるので、わたしたちの作ったカレーを食べていただけたら
と思います!

井上さんプレゼンツカレーと庄子プレゼンツカレーを作り
なんと、みなさんに投票までお願いしてしまおうという企画です!!
井上さんはなにやら秘策があるようなんですが、
もちろん、票はわたしにお願いします(笑)

それではいまから、カレー作りのため、市内某所へ行ってきます!!
錦ヶ丘でお待ちしています♪


■『イエコレ 2011 J-SIDE STATION カレーなる一日』

■5月29日(日)午前11時~ (10時30分より100名の方に
                   カレー試食整理券をお配りします)

■ウェブサイト
♪イエコレ♪
  

2011年5月30日

カレーなる一日への道

昨日の日曜日に開催した
『イエコレ2011 J-SIDE STATION カレーなる一日』にご来場いただき
ありがとうございました。
久々にお会いできる笑顔に嬉しさがこみあげましたし、
はじめてラジオネームとお顔が一致する瞬間は、この仕事をしていて
本当に嬉しい瞬間なのですが、
特に、メールやFAXに込めていただいたこの2ヶ月の思いを振り返り、
よくお越しくださったな~、と雨の中で感謝の思いでいっぱいになりました。

前半は錦ヶ丘のコミュニティで震災後ボランティア活動をして大活躍した
高校生(3月当時は中学生)をゲストにいろいろお話を聞きました。
震災後、ひとと話していたかったし、話すことで安心したり
気がまぎれたりもしました。一人暮らしのお年寄り宅などもまわったという
高校生のみなさん。水やお米など物資の支援はもちろんですが、
気持の面でも支えになったはずです。そしてより街を知ることになった
若い力は今後のコミュニティにとっての宝だと、お話を聞いていて思いました。

そして、われわれのカレー対決。
おいしかった!と言っていただいたことが嬉しかったです。

お越しくださったかた、メッセージで企画をもりあげてくださったみなさんに
感謝の思いを込めて、写真でご紹介します。
題して、『カレーなる一日への道』。

①カレーなる会議・・・悩む井上さんと見守るディレクター陣。
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②カレーなるレシピ・・・こっそり見てみる・・・ほ、ほしのおじさまかれーって!!
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③カレーなるレシピ・・・わたしも決定!イチゴ一会カレーな~り~!!
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④カレーなる試作・・・休みの日に試作品を作ります
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⑤カレーなるトライ・・・家族の不安を無視してイチゴ&イチゴジャムを入れます
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⑥カレーなる味見・・・いよいよあとは本番を待つのみ!!
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⑦カレーなる一皿・・・手前が庄子カレー、奥が井上さんカレーです!
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⑧カレーなる三角巾?・・・配膳中は集中しすぎてふたりとも無言ですみませんでした(笑)
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⑨カレーなる投票結果は・・・
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井上さんの『ほしのおじさまかれー』に軍配があがりました!!
くぅ~やっぱり星型ニンジンはかわいすぎたなぁ~ちびっこたちの心を
完璧にとらえてましたねぇ。

そして、会場からちらほらでていた言葉・・・
『ふたつを混ぜるとおいしい!』
対決企画を根底から覆す貴重なご意見(笑)

また楽しい集いができますように。

特別な思いの日曜日になりました。
ありがとうございました。

雨に備える

記録的な大雨と暴風で始まった月曜日。
仙台市内でも
雨水が溢れ、道路が冠水。朝は道路も大渋滞でした。
大雨に加えて、震災で壊れた下水処理施設が雨水を
処理しきれなくなったことが原因として考えられるようです。
そして県内沿岸部の冠水や浸水も深刻です。
大雨がピークを過ぎても明日からの大潮の時期もひきつづき
水との戦いが続きます。

今日は県内広い範囲に土砂災害警戒情報が出されました。
仙台市内では5件の土砂崩れが報告されているようです。
明日の明け方まで大雨と土砂災害に注意が必要とのことですが、
これ以上被害が拡大しないことを祈るしかありません。

この雨を過ぎてもまもなくはじまる雨のシーズン、
今年はよりいっそうの注意が必要になります。
情報を得て、安全に過ごしていきましょうね。


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