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キラキラいくら丼

今夜のスーパームーンは南三陸町で見ました。
入谷の上空に黄金の月。うさぎ柄まではっきりと。

寝る前に思い出す、輝くまんまるの月。
ついでに、赤く輝くまぁるい粒つぶを思い出す...

いくら丼.jpg

今日のランチは、南三陸町さんさん商店街にお店を構える
創菜旬魚(そうさいしゅんぎょ)「はしもと」さんの
キラキラいくら丼を。

南三陸町を代表するグルメになったキラキラ丼ですが
そのはじまりは2008年の仙台・宮城デスティネーションキャンペーンが
きっかけでした。

人気も出て、知名度も上がりつつあった頃、
東日本大震災が起こって、
震災後は漁獲量が安定しないなかの苦労もありましたが、
全国から来るお客さんに、飲食店のみなさんは
季節ごとのおいしいキラキラ丼を提供し続けました。

ただ、いくら丼に関しては
今年も提供するための努力が続いています。

南三陸町では震災の影響で
2011年から2012年にかけてサケの稚魚の放流ができませんでした。
秋鮭は通常4年から5年で生まれた川に戻ってくるので
去年につづいて今年も南三陸町内の川を遡上するサケが
少なくなっています。

なんとかいくら丼を提供するために、お店のみなさんも
努力をされていて、手にいれた食材を最高のおいしさで
提供しようと準備をされています。

以前、南三陸町飲食組合の組合長さんにもお話を伺いましたが
プロの料理人のみなさんはもちろんライバルでも
あるわけですが、自分の料理に対する誇りはそのままに、
一方で「キラキラ丼」については教え合ったり、
情報交換したりしながら一丸となって取り組んできたと伺いました。

"こでらんねぇ"おいしさのキラキラ丼を食べたあとは
お客さんのおいしかったですという一言、その笑顔が
お店の方にとって、何物にも代え難い喜び、というのも
共通のようです。

今の仮設のさんさん商店街は今年いっぱいの営業を予定しているので
「はしもと」自慢のキラキラ丼も今の場所ではラストキラキラ丼となりますね。

三陸道の志津川ICも開通して志津川ICからだと
さんさん商店街まで車で3分です。
今シーズンの「キラキラいくら丼」も、
こでらんねぇです〜!!

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2016年11月14日 23:31に投稿されたエントリーのページです。

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