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ものすごくうるさくて ありえないほど近い

「リトル・ダンサー」は大好きな映画のひとつ。
その、スティーブン・ダルドリー監督がメガホンをとった映画
「ものすごくうるさくて ありえないほど近い」。

正直、奇妙なタイトルだとおもっていたけれど
原作の直訳なんですね。
まもなく発表のアカデミー賞にもノミネートされています。

トム・ハンクス、サンドラ・ブロックの競演が話題ですが、
彼らの息子・オスカーを演じたトーマス・ホーンの目線で
描かれています。これがデビュー作というから驚き。

ときどき、うつくしさと怖さではっとするような描写があります。
少年の心を映像が繊細に描き出しているのはダルドリー監督ならでは。

9・11テロ事件で父親をなくした少年がどうやって悲しみを乗り越えるか。
題材が題材だけに前半は見ながら苦しくなるところもありましたが、
出会う人たちのまなざしに。3世代の家族の絆に。
いい映画をみたなぁと思います。

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2012年2月21日 22:32に投稿されたエントリーのページです。

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