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『はな・花・華』展―Gallery Sin

春を待ちきれなくなる展覧会にでかけてきました!
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JR仙石線多賀城駅そばのギャラリーシンではいま
工芸・絵画女性5名による「はな・花・華」展が開かれています。

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ギャラリーシンは去年9月にオープンした新しいギャラリーです。
ギャラリーシンの米澤絵美(よねざわ・えみ)さんは
多賀城市出身で、武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科を卒業後、
ホテルでの広報のお仕事などを経て地元にギャラリーシンをオープン
させました。

米澤さんは工芸・アートが継続して人々から大切にされ、使用され
伝承されている場としての「お祭り」が大好きで
2001年から毎年仙台・青葉まつりの手伝いに参加して
おととしから仙台・青葉祭りの「青葉職人屋台」を企画・運営していています。

そんな米澤さんは、生活の場と近いギャラリーで作家と作品とひとの
つながりの中から文化を育んでいきたいと奮闘されています。

立ち居振る舞いの優雅な美人さんで優しい口調なんですけど
その内容たるや、ガッツがつたわってきます♪
作家さんからも信頼されている方です。
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【はな・花・華】
ギャラリーシンで3月6日の啓蟄の日から開かれている「はな・花・華展」。

陶芸・絵画・金工・染織・漆芸と5名の女性の作家さんによる作品が
並んでいます。

作家さんたちの「春を楽しんでね」という思いがこもった作品たちが
ギャラリーを彩っていますが、展示会前夜に一点一点作品を並べるごとに
ギャラリーがキラキラしていく感じでとても楽しかったそうです!

どうしてこのような企画展を思いついたのか?お聞きしてみたら・・・
『わたし、冬が嫌いなんです』とひとこと!
灰色の冬がどうも苦手で、春が来るとほっとするのですよ~
という気持ち、よく分かります!
春がきた喜びを爆発させてください!というオーダーで作家さんたちが
作品を作りました。
目から入るものは脳にダイレクトに入ってくるのできれいなものをみていると
気持ちがアップするというのもギャラリーにいるとよくわかります。

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絵画の『中沢しのぶさん』は
アクリルや水溶性絵具で描くデザイン的な植物画や人物画を中心に
画家として活躍されています。今回はギャラリーの壁に中沢さんが
描く睡蓮やエンジェルトランペットなどの花が咲いています。

陶芸の『小鯖美保子(こさば・みほこ)さん』は今回
花器を中心に展示していて薄ピンク色の花器には
サクラが実際に生けてありました。今年初の桜見ました!満開♪

金工の『吉田満利子(よしだ・まりこ)さん』は
花柄がキュートな銀皿やかんざし、帯止めなど一生愛せそうな小物たち。

染織の『庄子葉子さん』は
スミレ、ふきのとう、たんぽぽ、ハナミズキなどをイメージした
春色ストールや花柄の古布を活かしたくるみぼたんを出品。
即お出かけしたくなる素敵作品たちです。

漆芸の『石下久美子(いしおろし・くみこ)さん』は
日本人の肌によく合う漆のアクセサリーを。今回のテーマにあわせ
赤紫色のつぼみペンダントもありました。

【はな・花・華展】
JR仙石線多賀城駅そばのギャラリーシンで3月23日(火)まで開催中。
時間は午前10時から午後7時までです。
11日と18日の木曜日はギャラリーがお休みですのでご注意ください。

21日には午後2時から6時の予定で
絵画の中沢しのぶさんがギャラリーに来場します。

(問) ギャラリーシン 電話 022-355-5862

春のよろこびにあふれた展覧会に足を運んでみては?


私も、春アートを持ち帰りました♪
中沢しのぶさんのポストカード。
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庄子葉子さんのちょこっとマット。
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2010年3月15日 23:40に投稿されたエントリーのページです。

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