上半期・9月の終わりに、
新たに出発するための送別シーンがいくつかありました。
その中で、勇気を出して、と自分の状況を話してくれた方がいました。
本当に、ひとの心の中は、見た目ではわからないものです。
いつもキラキラしていてまぶしくて、応援したくなるひとでした。
でも、本当は苦しい思いをしながら必死でそれを見せないように
していたのかもしれません。
私はかつて、友達が悩み、仕事を休んでいたことを知らずに
帰省してきた彼女が周りに愛され大活躍していると想像して
話をしていたことがありました。
数年後、その時の自分の言葉は、
彼女を追い詰めてしまったかもしれないと思いました。
ひとときふるさとで、わたしとのんびり
おしゃべりしたかったんじゃないかな。
大事なひとはいてくれるだけでいいし、
どんなことをしていたっていい。
もちろん、休んでいてもいい。むしろ休んでといいたい。
そして、彼女の素敵さを話す自由が私にはあるけれど
それは私が受け取ったものの感想だけでよかったはずです。
おせっかい。本当に。大反省。
彼女は環境を変えて、元気にしています。
そして私のことを、変わらず気にかけてくれます。
この秋、新たな道に進むひとには、ゆっくり手紙を書きました。
どうぞ、あなたらしく。
下半期、気持ちを新たにわたしもわたしの道を、自分らしく。