12年にわたってカトリック教会を率いた
教皇フランシスコが逝去され、新たな
教皇が選出されました。
新教皇のレオ14世はアメリカ人だそうですが、
トランプ大統領が"君臨"し、
それ以前からの混沌のこの世界で期待されることは
大きなものがあります。
4回の投票の後に
煙突から教皇決定を知らせる
白い煙があがった現実世界の映像も見たばかりですが、
映画「教皇選挙」を見てきました。
アカデミー賞で8部門にノミネートされ、
脚色賞を受賞した作品。
美術賞や衣装デザイン賞でもノミネートされていて
スケール感がとってもありますし、
赤の装束を身につけた枢機卿たちの儀式の数々は
非常にミステリアス。
人間模様、心の置き方、信仰とは...
とても引き込まれました。
普段は観光客にも開かれている
システィーナ礼拝堂でコンクラーベの始まる時に
ゆっくりと大きな音をたてて扉が閉められる
象徴的なシーンがあります。
システィーナ礼拝堂の分厚い扉の奥の奥を
のぞいた気持ちです。