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お菓子の世界

ゆやまあきら.jpg

去年も、続々と有名アーティストが
サブスクリプションに自身の音楽を解禁しました。

どれだけでも、掘り下げていける、
どれだけでも出会えるのが楽しさですが、
時々やってくるマイブーム
"ピアノばかり聴いている期間"中に
子どもの頃に弾いた湯山昭さんのピアノ曲集をみつけました。
「日曜日のソナチネ」も、「こどものくに」も!

そして、半世紀近く前・1973年に出版された
ピアノ曲集「お菓子の世界」。
堀江真理子さんが97年に演奏した音源が
コロムビアからでていました。

「バウムクーヘン」は発表会で弾いた記憶が。
冒頭のトリルが好きでしたが、こんなおしゃれな曲だったのか!
そういえば、子どものころ、バウムクーヘンって、ちょっと
おしゃれな食べ物だったような笑

そうやって聴いてみると
「柿の種」や「鬼あられ」「甘納豆」は和の響きで馴染みがあり
うっとりするような「ショートケーキ」や「ウエハース」
ウキウキはずむ「クッキー」「ホットケーキ」
ジャジーな「チューインガム」
「ヌガー」にいたっては忍び寄る何者感がたっぷりです。

ほとんどが2、3分の短い曲なのですが、
全部通して聴いてみると、なんて楽しい。
子ども向けと思っていたけれど、
曲の難しさレベルにも幅があるんですね。

ちなみに、〈間奏曲〉には
「むしば」「どうしてふとるのかしら」という曲も
収められています。

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2021年1月27日 23:55に投稿されたエントリーのページです。

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