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ホヤトーーーク

甘味・塩味・苦味・酸味・そして旨味。
この5つの味が味わえる稀な食材、ホヤ。

"初めて食べる"というひとには、はやる
気持ちをぐっとこらえて、控えめにすすめてみます。

"たしかに〜、好き嫌いは分かれる味ではあるんだよね、
でも、新鮮なものは本当においしいから
無理しなくていいし、食べられなそうだったら
わたしがいただくから、注文してみようか?"

そのうえで
"ホヤ、おいしいね!"と言われたときには!!
でしょう〜!!!出逢ってよかったね!!これで
人生の楽しみが増えたね!!とばかりに、
ホヤを褒められるとむしょうに嬉しくなってしまう。
これぞ、ホヤファンあるあるです。

最初に、どんなホヤに出逢うか、も重要だと
思っています。

ホヤ好きの、ホヤ好きによる、ホヤ好きのための
今週の『みなさんぽ』笑。

今週は志津川の南三陸町地方卸売り市場の目の前にある
"魚市場キッチン"におじゃまして、
『南三陸おふくろの味研究会』中村悦子さんに
お話を伺いました。

『南三陸おふくろの味研究会』では
この"魚市場キッチン"で
地元のお母さんたちを中心にした7名のメンバーが
南三陸町でとれた魚介類を丁寧に加工し、
缶詰作りを行っています。

最初の商品は2016年4月に発売された
タコと牡蠣のしょうゆ糀煮とアヒージョ。
どちらも、身がゴロっと入っている
ごちそう缶詰で、最初に食べた時
そのおいしさにびっくりしました。

それに続く商品として『ホヤ』の缶詰
シリーズが続々販売されています!

ホヤの缶詰せいぞろい.jpg

ちなみに、中村さんは
神奈川から2年前の七夕に南三陸町に移住されたのですが、
(その美貌と共に、"織り姫ですね!"と
思わず言っちゃいました)
ホヤを食べたのは、ボランティアで南三陸町を
訪れた時がはじめて。

漁師さんが船の上でさばいてくれたホヤを初めて
食べて、"わ!美味しい!"と思ったのだそうです。
一方で、漁師さんが
"輸出できなくなってしまって、どうしようかな"と
話をされているのを覚えていて、移住後、
どうにかホヤを国内で流通させたいと、
缶詰作りに着手していったそうです。

ホヤを缶詰するにあたって、やはり大変なのは
ひとつひとつ手でむくこと。
メンバーのお母さんたちの丁寧な仕事があってこその味です。
タコや牡蠣同様、身が大きい!
"ホヤの水煮"とともに新発売された
"ホヤのトマトソース煮"。

私も気になっていましたが、
これはちょうど去年の今頃、トマトソース煮を試しに作って
みたところ美味しかったので、
"来年に合わせて商品化を"、と一年寝かせた
アイディアなのだそうです。

ホヤセット。。。.jpg

そのままでもおいしくいただけますが、
細切りにしてパスタに絡めるのもオススメ!
とにかくこの缶詰シリーズはスープまで
魚介の旨味がとけだしているので
料理にするときはぜひスープも残さずに
つかってください♩

南三陸町内のお土産やさんはもちろん、
東京の宮城県のアンテナショップでも人気です。
"今は缶詰工場だけですが、今後はこの
魚市場キッチンの中に
ショップやカフェを併設して
地元の女性が働けるような場所になるといいなと
思います"とこれからの夢もお話くださいました。

『みなさんぽ』今月のプレゼントは
『ホヤのアヒージョ』『ホヤのしょうゆ糀煮』
『ホヤの水煮』『ホヤのトマトソース煮』をセットで
4名の方に。ご応募もお待ちしています!

【南三陸おふくろの味研究会 缶詰各種取り扱い店(県内)】
■南三陸さんさん商店街
■ハマーレ歌津
■秋保ワイナリー
■塩竃水産物仲卸市場

【白ツブ貝も...】
明神崎荘の佐々木さんが焼いてくださった
白ツブ貝。アワビみたいな食感と味わい...感動レベル。
白つぶ貝。。。.jpg

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2017年7月19日 23:04に投稿されたエントリーのページです。

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