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ARABAKI ROCK FEST.17 Sat.

アラバキゲート2017.jpg
おはよう!ARABAKI! 初日の朝。

その年のお正月からはじまるカレンダーがあり、
4月はじまりのカレンダーもありますが、
アラバキからはじまるカレンダーも自分の中には
確実にあったりします。

何も成長してないなぁ〜去年から...
と、ちょっと反省モードにひたってしまったり、
この一年でまた好きな音楽に出逢えていると幸せを感じたり。
そんな個人的な思いをひっくるめても
特別な場所です、アラバキ。


2日間の幕開けは
ARAHABAKIステージの朝イチ、
四星球。お客さんまきこむ、いや、丸め込む!最高!
布団と寝袋と伊達政宗。

BAN-ETSUステージで大使!
"春のヒットスタジオ 磐越編"と銘打った堂島孝平楽団。
ゲストボーカルとしてアナウンスされていた
藤井隆さんはキレッキレのダンスでナンダカンダを。
さらに椿鬼奴さんがBON JOVIからの明菜さん!
藤井さんの「みんな、自分の聴力を信じて!」という名言。
なぜか、DO-DO FOR ME!!(知念里奈さん)
からの、終わらない「さよならの向こう側」。

どかーんと真心ブラザーズから
津軽の湖面からの風吹く中で
Schroeder-Headz。来週中にアルバム手にいれます!素敵!

アラバキラヂオ.jpg


清水ミチコさん。
新作で登場かと思いきや、まさかの
豪華すぎるMISIA出囃子的ナンバー。
作曲法はやはりすごくて、捧腹で。
矢野顕子さんももちろん。

矢野顕子さん×上原ひろみさん。
「ホームタウンブギウギ」
東京ブギウギとNew York New York。
「ラーメン本気で食べたい」!
もうすごすぎて、トリハダと涙と...
終わった瞬間誰かとハグしたい衝動!
ハートの位置が動くが実感として分かるほど。

アラバキの夕暮れ 2017.jpg

ZAO View Villageでシンリズム。
コーラスにSHISHAMOの宮崎朝子さん。

磐越のCoccoで揺れて
フラワーカンパニーズは
ARAHABAKIが似合う!
圭介さんは明日で48歳!
深夜高速ではじまり、ヨサホイで終わるセットリスト。
ライブを始めて見た友から質問の嵐。嬉。

アラバキ ピースマーク.jpg
そしてトリは今年20周年のACIDMANでした。
一万人規模の会場"MICHINOKU"の上空には
細い月と時間を追うごとに星が輝いていて
スケール感たっぷりのステージ。

1曲目これだったらいいなと思っていた
デビュー曲の「造花が笑う」。
「赤橙」はオレンジのライトの中で
片平里奈さんを迎えての「アルケミスト」。
大木さんが斉藤和義さんから
譲り受けたリッケンバッカーを手に
ご本人を呼び込み、「歌うたいのバラッド」。
"ACIDMANに恋愛ソングが1曲もない理由は
この曲が完成されすぎているから"と紹介していました。
このステージのゲストが発表されたときに
和義さんはACIDMANの何を歌うんだろう?と一番
想像がつかなかったけれど、こんなサプライズが。
2008年の雨の中での斉藤和義さんのステージに
ハナレグミ永積さんが出て歌うたいのバラッドを歌った時のことも
思い出しました。

ハイライトに次ぐハイライトというべき、セッションステージは
続いていき、
四家卯大stringsと小林武史さんをステージに迎えての
「愛を両手に」の壮大さ。
亡くなったおばあちゃんへの想いをこめた楽曲。
暗いなかでも何人も涙しているひとが周りにいたことを感じました。

一転、浅野忠信さんがステージに上がると、
bloodthirsty butchersの「ファウスト」を。

本編最後に「ALMA」について語る大木さん。
ステージのうえに流れ星が見えて、はっとしました。
その「ALMA」にはゴスペルクワイアが加わっての演奏。
神々しくて、かっこよくて、夜空に放たれた音にどこまでも
吸い込まれそうでした。

楽曲のテーマが「死生観」だったり「宇宙」だったり
独自の表現を貫いてきたACIDMAN。デビュー曲からはじまった
セットリストは見事にバンドヒストリーを見せてくれたと思いますし、
どのコラボも「こうくるか!」という驚きと感動があって
本当に広がりのあるステージでした。

寒さにはめっぽう弱いことを自覚しているため、
キャンプだけは実現できていない
10年目のアラバキ。
星と月につつまれたステージを見ていたら
今夜だけはこのままキャンプで夜を明かしたい気分です。

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2017年4月29日 23:59に投稿されたエントリーのページです。

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