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2017年5月17日 アーカイブ

2017年5月17日

みちのく潮風トレイル

顔に見える木発見!
顔にみえる木 かしのきおじさんっぽい.jpg
今週の「みなさんぽ」は
みちのく潮風トレイルの南三陸町ルート上にある
田束山で、南三陸海のビジターセンターの大渕香菜子さんと
待ち合わせをしました。
展望台のベンチにちょこんと座っている
かわいらしい女性がいると思って、声をかけてみたら
首からは双眼鏡とカメラをぶらさげ、長靴姿の
"調査スタイル"でした!
"山を歩く時は何がでてきてもいいようにこのスタイルです"
という大渕さん。
双眼鏡では鳥を見たり、木の葉をみて種類を判別したりしています。

大渕さんは「ぼたんちゃん」と呼ばれているのですが、
なぜかなぁ〜と思っていたらそれは
「ボタニスト(植物学者)」からきているんですね。
大渕さんと歩くと、何気なくみていた花が
ひとつひとつ際立って見えてくるような気がします。
名前の由来、香り、種の飛ばし方、仲間の植物まで...
でてくるでてくる!すごい引き出しです。

【猫の目草(ネコノメソウ)】
ちなみにこちらははじめてその存在と名前を知った、
ネコノメソウ。果実が出来ると2つに裂けて種が見え、
それが猫の細い瞳孔のように見えるのでその名が
つけられているそうです。
さらに、種の飛ばし方は『雨滴散布』。
種子を入れた皿に雨滴があたって、その勢いで種子は飛び散るのだそうです。

ぜひとも『雨滴散布』を覚えて帰ろう!と誓うディレクタ−とわたし。
植物 2017.jpg

世田谷生まれ世田谷育ちという大渕さんですが、
小学生の頃から植物が好きで、大学で植物や
森林生態学などを学びました。

震災後の植生を調査をする団体の調査員として
南三陸町に来たのが南三陸町との出逢いで、
その後何度も足を運んで調査を行い、
現在は海のビジターセンターの職員として活躍されています。

南三陸町の森林の魅力について
"海岸線から常緑樹林があって、
関東の山だと、上にいかないと見られない森林が、
海のすぐ近くの山で広がっていること。
コンパクトに植生の変化が見られるのが魅力だと思います"と
教えてくださいました。

「みちのく潮風トレイル」は
環境省が整備する青森県八戸市から福島県相馬市まで
全長700キロのコース。
南三陸町の区間は
海沿いも、里山、田束山も通るのが特長の、
多様なコースになっています。
体力に見合ったところを
切り取って楽しんでもOKです!

"この時期は日ごとに花がかわっていってしまうくらい
駆け足なので、毎日歩いていても全く飽きませんね"と語る
大渕さんのお話をきいているとなんだか植物の気持ちまで
聞こえてきそうな気がしてきます。

今の時期は新緑とオレンジ色のヤマツツジが綺麗ですよ!

一方で山歩きの際には
①登山道は道をはずれないで歩くこと
 (踏まれると植物がいたんでしまう、土の構造がかわってしまう
  靴裏から外来種の種子が入ったりもするそうです)
②ゴミは持ち帰ること
 (悲しい気持ちになります!当然のルールですね!)
③クマ鈴を付けたり、ラジオをかけて入る
 できればクマスプレーを持参してください
 (クマも会いたくはありません!)

放送でご案内したウォーキングイベントは
大好評につき、受付修了しています。
海のビジターセンターでは南三陸町ルートについての
情報提供も行っていますのでぜひお立寄ください。
"ぼたんちゃん"こと、大渕さんはじめ、
スタッフのみなさん、本当に素敵な方々なんですよ!

■□■南三陸 海のビジターセンターのHPはこちら■□■

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