みやぎ手仕事めぐり
『大人の遠足のしおりみたいに使ってほしいんです』
にこにこしながら語るのは、
佐藤純子さん。この冊子の絵を担当された、
ジュンク堂書店仙台ロフト店の書店員さんです。
以前からお会いしたいと思っていた方です。
今、出版社の荒蝦夷(あらえみし)とジュンク堂書店 仙台ロフト店との
合同企画として、ブックフェア『知られざる東北の技』と
『みやぎ手仕事めぐり展』がジュンク堂書店仙台ロフト店で行われています。
2冊の本に登場する職人さんが手がけた
工芸品の展示販売が行われています。
秋田杉をつかったお酒を入れる樽は
日本酒を入れてそそぐと、杉のいい香りが移るそう。
素敵な秋の夜長をすごせそうです。
チャグチャグ馬子の馬具を手がける職人さんがつくった
熊鈴もありました。
ひとつお借りしてシャンシャンならしながらスタジオ入りしたわたしです。
そして、こちらは玉虫塗りの伊達政宗ポストカード。
紙に漆を塗ることができるなんて!!
漆の匂いがします。
立体的でかっこよかったです。
戦国BASARAとのコラボアイテムだそう。
佐藤純子さんは
伝統工芸品が敷居が高いと思っているひとでも
通りがかりにきて買えるお値段のものをあつめたので、
大事につかってもらいたいんですよ、とおっしゃっていました。
堤町から台原の粘土でつくる堤焼き。
仙台うまれ、せんだいそだちの器でいっぷく、というのもいいですよね!
つつみやきのぐい飲みやマグカップなどもありました。
昔ながらの柄の仙台てぬぐいは粋でありつつかわいらしい♪
本を読んでから工芸品に出会う。
工芸品を手にとってから本を読みとく。
出会い方は自由です。
よりみちに、おすすめします。
【ブックフェア『知られざる東北の技』と『みやぎ手仕事めぐり』展】
♪10月31日(日)までジュンク堂書店・仙台ロフト店で開催しています♪